元信託銀行・株式ファンドマネージャーから No.11 <改めてインターネットって、何なの?どのようにして繋がっているの?>

2017年07月18日


元信託銀行・株式ファンドマネージャーから No.11

 

<改めてインターネットって、何なの?どのようにして繋がっているの?>

 

 殆どの人がスマートフォンやPCを保有し、インターネット空間への接続が当たり前になっているご時世ですが、インターネットの存在が何で、どうやって繋がっているのかを即座に答えられる人は、むしろ少なくなったのではないでしょうか?

 ウィキペディアによると、インターネットは「光ファイバーや無線を含む幅広い通信技術により結合された、地域からグローバルまでの範囲を持つ、個人・公共・教育機関・商用・政府などの各ネットワークから構成された「ネットワークのネットワーク」であり、ウェブのハイパーテキスト文書やアプリケーション、電子メール、音声通信、ファイル共有のピア・トゥ・ピアなどを含む、広範な情報とサービスを運送している」となります。

 よく読まないと、あるいはよく読んでも、お分かりならない方も多いと思います。私も専門家ではないので、より詳しくお知りになりたい方は、下のサイトをご覧下さい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88

 業務上、パソコン通信(PCにモデムを繋いで、アナログ電話回線を介した通信)の時代を経験している私が記憶しているワードは、プロバイダー、ADSL、デジタル化、光ファイバー、無線LAN、携帯電話等です。

 スマートフォンは持っていても、PCは持っていない方も結構多いみたいです。

 PCしかなかった時代には、まず、PCをインターネットに繋げてくれる業者(プロバイダー)と契約しました。その後、インターネット空間に繋がるケーブルが銅線から光ファイバーに置き換わることによって、ADSLから光ファイバーを通じた通信へと変化しました。スマートフォンの場合、携帯電話会社がプロバイダーおよび通信事業者となり、基地局から光ファイバーケーブルを通じて、インターネット空間に繋がります。最近は、無線LANが無料で提供されている場所が多く、移動先でもPCからインターネット空間と繋がることが一般的になりました。

 このようなサービスの普及が爆発的に伸びたのは、実は西暦2000年頃からです。ちょうど、巷の人達が携帯電話(ガラケー)を持ち始めた頃です。この携帯電話に、電子メール、デジタルカメラ、ムービー機能等が付加され、よりクリアに見られるように、液晶の画素数が格段に増え、音楽ダウンロードの普及に伴い、スピーカー機能も格段に良くなりました。

 ところで、インターネット空間を通じて海外と通信できますが、どうしてできるのでしょうか?通信衛星経由?実は、1990年代に海底ケーブルを増強しており、殆どの情報は海底ケーブル経由なのです。1990年代後半には、電線株が持て囃された時もあったのですが、今は昔の話になっているようです。

 

(平成29年6月)

 

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